2010年12月14日(火)
椿とヴィダルサスーン、なんて言ってる場合じゃなかった。


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日付が今日に変わる約2時間前、新宿駅で撮りました。
これは銀さんと高杉部分のみですが…


まさかの銀魂ポスター出現!!


お友達に連絡を貰った数時間後に現場へ行ったら、
ご本人が偶然そこにいた。
そして、ポスター前に寄ってくるのは見知らぬ仲間ばかり(笑)


聞いた話では、
新宿のほか池袋・渋谷・秋葉原に貼り出されているらしく
すべて微妙に違うという、あざとい作り…!!

交通広告の掲載期間は短いので
それまでにデジカメで撮りに行けるかどうか…。

せめて新宿と池袋はカメラに収めたいなぁ。



次はDVDの衝撃に備えないといけません。
ファミマは本日受け取れるみたいなので
これはもう行くしか…。観るしか。

周りの皆様は締切と闘ってきちんと入稿を目指してるというのに、
我が身を振り返ると……何この体たらく。
(特に今回ひどすぎる)

これでも先週より仕事が詰まってたり…
現実逃避です。





2010年12月13日(月)
椿とヴィダルサスーン

ジャンプ。
先週からやたらと銀さんが椿派を主張するんですけど、
もともとはヴィダルサスーン派じゃないかと思ってみたり。
気持ちよく「ヴィダルサッスーン!」と発音してそうだから。(それだけの理由か)



万事屋のお風呂にはヴィダルサスーンが常備されていたところを、
ある日神楽がテレビを指差しながら
「銀ちゃん。次はこれ使いたいアル!」と言ったんです。
それが、椿。

おそらく万事屋のお財布事情では、
銀さんと神楽それぞれ別のシャンプーを使わないと思います。
で、銀さんはちょっと渋ります。
「俺はヴィダルサスーンなんだよ。日本女性の髪だけじゃなく、この天パもどうにかできるのか、椿に」…とか何とか譲らないわけです。


そんな折、高杉と会う用事があったりなかったりで
銀さんは風呂上がりの高杉を目撃します。

普段からさらっさらの黒髪が、さらに艶を増して輝きを放ってる。

高杉(の髪)を凝視する銀さん。
「…なぁ、おまえシャンプー何使ってんの?」
「あ?」
「シャンプーの種類っつーか、商品。どんなの使ってる?」
「…ああ。たしか花の名前のやつ」
「(椿かっ!)」

これが決定打です。銀さん椿派になりました。
シャンプーごときで天パが改善されないことは銀さんだって分かっています。
それでも高杉のサラツヤな髪が羨ましくて、真似っこ。

こんなところでしょうか。



ローションのくだりも思うところがあったのですが、これは話振っても…なぁ。
広げるのは無理なので一言でまとめます。

店通ってないのは事実だけど、別の何処かで誰かの入れ知恵でしょう。




辛いんだか喜べばいいのか…色々混ざりあった長い一週間が始まりますよ。





2010年12月11日(土)
道草くってます


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銀さんは鴨南蛮そば、高杉は天ぷらそばを注文して、
「武士たる者、質素にざるそばを食さぬか!」などとヅラが一喝してそう。



クリスマスも正月もすっ飛ばして、桜の開花予想が出てます。
桜祭りが!その前に劇場版DVDが…!!

来週はDOESのアルバムも発売です。
先着特典のカレンダーを貰えたら何色にしようか悩み中。
(タワレコあるよね??予約済み)
白・黒・橙の3色で、白夜叉にするか鬼兵隊総督にするかの二択です。
……ここはやはり銀さんか。


〆切の待つ戦場へ向かわないといけないのに、絶賛ぶらり途中下車の旅。
『ブラタモリ』ならぬ『ブラ銀魂』で。それとも『銀ぶら』??
(↑我が家で今、静かなブーム到来)





原稿。
新刊オフ本は1月大阪以降に流れます。
すみません。物理的にもう限界を越えました。
ネームすら満足に出来ておらず、
空知先生のような4日で58ページ仕上げとか無理ですから。
(あのスケジュールは有り得ない)

今回の話が遅々として進まないのは、高杉のせいです。責任転嫁しておきます。
もうちょっと早く素直にものを言ってくれればどうにかなった…かもしれない。

次から新刊予告やめましょうか…。告知通りに出せた試しがないよ。


冬コミにせめてコピー本は用意して行きたい次第です。
あとオマケ的な何か。




前回の追い詰められた文面しか上がっていない翌日に拍手があったのは、
励ましの意味だと受け取ってます。ありがとうございます。
日頃、拍手をくださる方もありがとうございます。

頑張ります、と言ってしまうと変に気負うので、
マイペースに肩の力抜いてやりたいと思います。




紗枝 様


拍手ありがとうございました!
いちご牛乳は気づかれなくともいいようにそっと置いてあるだけなので、
拍手せずともサイトにお越しくださるだけで嬉しいです。

本もお手に取っていただきありがとうございます。
原稿もサイトもキレイに仕上げることを考えず描きたいものを描いてるだけの絵ですが、
少しでも楽しんで貰えれば幸いです。

リンクはフリーですのでご自由にどうぞ。



(ボタンをクリック、文字を反転してご覧ください)





2010年12月09日(木)
年末進行ですよ!

仕事が修羅場に突入していて、遅くまで家に帰れません。

今のところはなんとか日付が変わる前に帰宅できてるのですが、
明日から一週間はどうだろうな…

DVD発売する週にやめて。世知辛い。



原稿は朗報に浮かれてすっかり放り投げられてしまい…
振り切った!



ちょっと今、睡眠を確保するのでギリギリの状態だったりします。
夕飯も食べる暇ないしなぁ。
どうしてもお腹が空いてる場合には、おにぎり食べてます。
(相変わらず米さえ食べとけばどうにかなると思ってる)




ここ数日に連絡した方、突然すみませんでした。
実はこんな現状です…

あれもこれも差し迫っていて、アワアワしてます。





2010年12月06日(月)
改めまして

再開記念の3Z小話です。
サヨナラした季節にまた帰ってくるということで、春の話。


ご覧になられる方は、
下のボタンをクリックしてください。








【今日というはじまりに】




誰もいない午後の教室に、あたたかな陽だまりが落ちる。
どこかくすぐったい春の陽気に包まれていて、銀八は思わず顔を綻ばせた。
「早いもんだな…」
今日から新学期、新たなクラスのスタートだ。
ほんの一月前まで卒業した教え子達が使っていた教室には、新しい顔ぶれが並んだ。
教師陣の頭を悩ます問題児ばかりが集められたクラスを担当するようになって数年。
今年も一癖も二癖もある奴が揃ったと思う。
後ろの扉から教室全体を見渡しながら、銀八は目を眇めた。
問題児といわれるが、接してみれば大抵は素直ないい子ばかりだ。
要は個性的すぎる生徒達に、常識で凝り固まった大人らが対応できず、そんなレッテルを貼られているだけかもしれない。
「くだらねぇ」
思っていた言葉を発したのは、後ろからやって来た人物だ。
左目を覆う眼帯と学ランの下に着た真っ赤なシャツがあまりにも特徴的だった。
「来たか、高杉」
振り返ると、声と同じく機嫌の悪い顔をしていた。わかりやすい奴だ。
担任をするのは初めてだが、何かにつけては他の教師らに煙たがられている存在で面倒事を押し付けられたこともある。
それなりに接点もあり、多少なりとも懐かれてはいるんだろうと自負してる。
「何の用だよ?アンタのことだから、初日からサボったことをわざわざ説教する気もないんだろ」
「ああ」
「……もし、俺が来なかったらどうするつもりだったんだ」
「待ってるだけさ」
明日でも明後日でも来るまで待つさ。これは俺の我儘だから。
「でも今日で良かったよ。挨拶は初日にしたいからな」
訝しげな視線が続きを促してくる。
再び高杉を背にして、銀八は教室の中へと目を向けた。
「3年で卒業していくおまえらと違って、教師っていうのはずっと同じ場所で何度も巣立っていく教え子達を見送らなきゃいけない」
窓の外で満開を迎えた桜が綻ぶ前に、ここで惜別の涙が流された。
「毎年必ず別れがやってきて、そして次の出逢いを運んでくる」
今目の前にある同じ空間で、今日また新たなはじまりを迎えた。
銀八にとっては、繰り返す一年。だけど、教え子達にはたった一度しかないかけがえのない時間だ。
「一期一会だなんて大層なこというつもりはないけど、同じ教室で一緒に過ごす大事な仲間だ」
だから。
銀八が高杉へと右手を差し出す。
「よろしくな」
俺のクラスになった全員に必ず最初にするんだ、と銀八は握手を求める。
突然のことに驚いた高杉だが、すぐに銀八の右手へ己のものを重ねた。
「やっぱアンタ面白れぇよ、銀八」
にや、と満足気に笑う姿は幼子のように無邪気だ。
「一応、『先生』をつけてほしいんだがなぁ」
ま、いっか。


穏やかで緩やかな空間に、笑みがふたつ零れた。



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