冒頭の「NO MORE 映画泥棒」からやってくれた…!!
えー。とある力で未来に飛ばされるってそういうこと!?

入場特典の絵柄がなんでアレなんだと思ったら、
アレなんですね…。
ジブリ大丈夫？


しょうもないネタからとんでもないシリアスに発展する長篇の流れでした。
シリアスに泣かせるかと思ったらいきなりギャグをぶち込んできて、
それまでのシーンが台無しなんだけど、ちゃんと最後まで魅せてくれる。
面白かったです！よかったです!!

でも、万事屋がメインだから共闘するのは真選組で…
高銀が足りないんだけどぉぉぉぉぉ!!!!
それが率直な感想です。








以下、印象強い部分をピックアップ。






未来のエリザベス。
神谷明さんの無駄遣い。全身白タイツの化け物だよ…！
土方とやたら意気投合。
マヨネーズ丼で乾杯って…
なんだよ。スーパーマヨブラザーズ、トシアンドエリーって。
思い出しただけで笑えてしまう。




時間泥棒。
山寺宏一さんの無駄遣い。
これで正体がたまではなく、松陽先生だったらどうしようかと思いました。
銀さん、先生相手にボッコボコに殴ってたことになるんだよ。

山寺さんにはもう一度、ワーさんとナーさんを演じてほしかったです。






さっちゃん。女性陣。
病院でお妙さんにつかみかかるさっちゃん。
普段はどうしようもないMキャラなのに、
泣かせるなよ…！
「勝手に死んだりしたら絶対に許さないんだから！」

さらに銀さんと再会して
泣いた顔なんか見せられない、と
涙するさっちゃんと月詠。
さっちゃん見直したんだけど、最後がなぁ…いつも通り。

お妙さんは強い女性ですね。たくましい。
まさか銀さんとの背中合わせを
お妙さんにもっていかれるとは思わなかった。





真選組。
土方はやたらと銀さんと絡みたいんだな、と思いました。
銀さんの肩に手おいてずっとそのままだから。
銀さんとヅラの会話に「俺も知ってるぜ」と混ざってきたから。

その分、沖田の方が空気読んでるね。インチキ抜刀斎。

近藤さんは変わらず器の大きい男だと感じました。
ゴリラだけど。ストーカーだけど。
逮捕されたのは幕府絡みの政治的理由でもなんでもなかったのか…。





ヅラ。
何やってんの?!こいつ！な登場シーンでした。
銀さんがいなくなって荒れちゃったって…
その結果があの格好？
というか、それ高杉の行動じゃない？
カーネルサンダー晋助が笑える。

銀さんとの会話はやっぱり旧知だなぁと思えるやりとりで、
ヅラの言葉が引っ掛かる。
銀さんが姿を消す前にヅラに昔話をしていった、とな。
そのシーン、捏造していいですか…！




↑に付随して高杉。
見事に未来の姿は登場しませんでした。

想像するに、
江戸に白詛が蔓延して赴かないわけがない。
行ったらすべてが手遅れで、
新八と神楽に銀時の墓に案内され、
ヅラに失踪寸前の話をきいて失意のどん底に。
「銀時が死ぬわけねーだろがっ!!!」

ずっと銀さんを探してるのか、
銀さんさえもいなくなった世界に絶望して自ら命を絶つか…
ヅラは高杉が今度こそ本当に壊れていく様を目の当たりにしていて
「あの世で銀時と合わす顔がない」の言葉に繋がってるんじゃないか。
という妄想。





攘夷４人。
最後の最期の窮地にさらっと助けに入って、すっと消える。
もう出てきくれただけで嬉しいよ！

そしてラストシーンで銀さんに声をかける高杉。
ヅラも坂本も一緒にいるのに、あえて高杉が言う。
「おい、行くぞ」
この一言で、高銀ファンはみんな報われたに違いない。


マダオが過去の銀さんに酒ふるまった話を掘り下げたいです。
たぶんそのことがあって、４人は動いたんじゃないのかな？って。





新八と神楽。万事屋。
銀さんが本当に大好きなんだな、と。
他のキャラも銀さんを好いてるのが言動の端々からわかるのですが、
改めて万事屋の絆を感じました。

銀さんが未来を変えたことで、
２人の記憶から銀さんの存在がどんどん消えていって
「こんなのいやだよぉ…！」
泣ける。

それでも銀さんは自分を犠牲にしてでも、
大切な仲間が生き残る道を選ぶと思う。


…まだまとまらないや。




銀さん。
銀さんVS未来の銀さんは衝撃的でした。
生きる屍として世界が崩れていくのを
見てることしかできない未来の銀さんのもどかしさ…
銀さんを５年も待ち続けた苦しさ。
「あとのことは頼んだぜ。坂田…銀時」


その間に、もし高杉と遭遇したらの妄想を挟み込みたい。
「これは俺の業だから」と
高杉に殺させなかったか、
高杉が殺せなかったか。




銀さんについても、まだまとまらない感じです…
「俺はこの世界に存在しちゃならねぇモンだったわけか」
銀さんの性分とはいえ、この言葉はあまりききたくなかったな。
独白めいたものでも。

「アンタのいない未来なんか僕らは御免だ！」
新八よく言ってくれた！と思いました。
…あ。これは小説版だけの台詞みたいです。細かい部分はちょいちょい違う。

ヅラは銀さんの背中を力強く押すタイプなら、
新八と神楽はいこうよ！と銀さんの腕をぐいぐい引っ張っていくタイプ。かな。

定春は銀さんがどんな姿でも銀さんだとちゃんとわかる。
金時篇といい、絶対に銀さんを忘れない。